だしはお料理に使うことで風味がアップし、食材の味わいも引き立ちます。

使わないと使うでは雲泥の差が出るので、ぜひ積極的にお料理に使いましょう。

 

1.昆布だしは水から

だしの中でも幅広いメニューに活躍できるのが昆布です。 和食はもちろんのこと、イタリアンなどでも昆布のうまみは活用できます。 昆布でだしを取る際は水につけておくことが大切です。 沸騰したお湯に入れてしまうと雑味が出てしまって、うまく昆布のうまみを引き出せません。 十分水につけた後は、火にかけ沸騰する前に必ず取りだしましょう。 

 


2.かつお節は長く火にかけない

かつお節はだしの中でも代名詞とも言える存在です。 お味噌汁やお吸い物はかつお節なしでは語れません。 かつお本来のうま味をダイレクトに味わうのであれば、花かつおが最適です。 ポイントは、沸騰前に昆布を取っただしにすぐに入れて長くおきすぎないことです。火を止めたら少しおきましょう。 また、ざるで濾す際も注意が必要です。 できるだけ箸や手で絞り出すのはやめましょう。 こうすることで複雑で深い味わいが出るとも言われていますが、苦味や雑味が出てしまいます。 風味アップ、上品な味わいに仕上げるためにも絞らずにそのまま濾しましょう。 

 

3.あごだしといりこだし

お味噌汁やお吸い物にはかつお節、炊き込みご飯には昆布が合いますが、あごだしやいりこだしも忘れてはならない存在です。 どちらも麺類には欠かせないだしで、一筋縄ではいかない複雑で繊細な味わいに仕上げてくれます。 あごだしの成分は、イノシン酸とグルタミン酸で、活用で特にオススメなのがラーメンです。 いりこだしはうどんによく使われています。 

 

お吸い物やお味噌汁、炊き込みご飯などにかつお節と昆布で取っただしは外せません。 だしの取り方が重要で、上手に取ると風味がアップし食材の味わいもいっそう引き立ちます。